TFウォーフォーサイバトロントリロジー エージェントラヴィッジ＆ラヴィッジ

暖かい日の夜には窓の外を走り回るヤモリの姿が。
いくらか気が早いようにも思えますが、
もうそんな時期なんですねえ。

さて、でもって今回は

TFウォーフォーサイバトロントリロジー　エージェントラヴィッジ＆ラヴィッジ　ですよ。

「ビーストウォーズメタルス超生命体トランスフォーマー」に登場した
ラヴィッジ（メタルスジャガー）が最新フォーマットにてリメイク。
海外ではイベント限定品（ハズブロパルスコン限定）、
国内ではタカラトミーモール限定として発売されました。

まずはロボットモード。ラヴィッジ/ジャガーと言えば
初代アニメ「超ロボット生命体トランスフォーマー」に登場した
カセットロンのひとりですが、「BWメタルス」には”その後”の姿として、
新たに獣人ぽい見た目のロボットモードを伴いメタルスジャガーとして
ゲスト出演。出番は数話と少なめでしたが重要なキャラクターでした。

劇中のある役割もあって今回はエージェントラヴェッジと言う名前に。
ちなみに海外版での商品表記は「Transformers: Generations
War for Cybertron Deluxe Covert Agent Ravage and
Micromaster Decepticons Forever Ravage」とのこと（長っ）

＆（and）の部分に留意しつつ、まずはエージェントラヴィッジです。

物としましてはキングダム版チーターのパーシャル。なのですが、
共通するのはヒザから下くらいでボディなど大半の個所は新規造形に。
並べてみるとかなり体格にも差が出ております。チーターでは変形時に
取り外していたシッポもそのままとなっていますね。

ちなみにこのチーター型から派生したアイテムが結構多いですよねー。

頭部。ジャガーそのもので、ここをはじめBWメタルス劇中の再現度高め。
首は前後左右に可動（前後はほんのり気味）しつつ、口元が開閉します。
何気に口内の造形、塗装も細かい仕事であります♪

腕部は肩が前後左右に可動。上腕でロール可で、
ヒジは二重関節で深く曲げられ、手首もロール。

また変形の都合で腕の基部が大きく動くので、
前方向へスイングさせることも出来ます。

個体差か、肩の左右方向への可動がかなり硬くて、
腕を広げようとすると基部ごと動いてしまいがち（笑）

胴体は腰部分で回転が可。股関節は前後左右に可動し、
ヒザブロック部分でロールもこなします。
ヒザは90度にちょい届かないくらい曲げられて、
足首は前後左右に大きく動かせます。

シッポの付け根付近に3ミリジョイントがあるので、
スタンドなども使用できます。

武器として同じデザインの銃が2丁付属。

武器は専用のジョイントで太腿に取り付けることも。
ここはビーストモード時での取り付け場所でもあるので、
付けたままの変形も可能です。

武器は銃口部分が独特な形状をしていて、
最近のTFエフェクトパーツなどには未対応
（開口部が広いので頑張れば取り付けられるかも？）

足首関節の前後可動が緩めで、
ボリューミィなボディの影響でちと倒れやすい感触。
開脚時にはシッポも接地させての3点支持でしのげますが、
あとで補強しておこうかしらん。元のチーターも緩めなんですよね。

「今時カセットテープに変ｓ」しないでビーストモードはジャガーに。

後脚周りは元になったチーターの変形に準じますが、
上半身などは独自の構造となっております。

四肢も保持力充分でかっちりとした感触です。

背中の肩甲骨の辺りにロボ腕のパーツのチラ見するのが芸コマ。
クリアランスの問題もあったのでしょうが、
完全に体内に収納するよりも「変形」を
意識させてくれるのがイイ♪

腰の武装を取り外すとこんな感じに。ロボパーツの唐突感を払拭しつつ、
G1ラヴェッジを連想させる配置なのが分かります。

こちらのモードでもチーターと。
やはりラヴィッジの方がちょい大きめ。

遡るとBWの当時品ではチーターのリカラーアイテムだったジャガー
（とタイガトロンが）、構造を共有しながらも別アイテムで
発売されたと思うと感慨深いものがありますねー。

頭部…はロボットモードと共通なのでそのままです。
そのままと言うことでビーストモードでも左右に多少動かせます。

脚はそれぞれ付け根、ヒザ、足首が可動。
前脚と各手首はボールジョイントでの接続で、
それなりの融通が利く感触。

また、ロボットモードの腰可動がそのまま使えます。
シッポ裏の3ミリジョイントも同様。

お座りポーズも何となくではありますが再現可（笑）

そして商品名のエージェントラヴィッジ「＆」ラヴィッジが示すとおり、

ラヴィッジ/ジャガーのG1版が同梱。
いわゆるリメイクではなく復刻版的な。

海外版での名称はフォーエバーラヴィッジ。
元がイベント限定品だったということもあってか、
キャラクターの元祖と最新がセットと言う豪華なボックスなのです。

禁断の真正面（笑）

脚など各部が可動。もうかれこれ40年近く前のトイですが、
今の目で見ても完成度の高さが伺えます…！

この写真だとスタンドで浮かせていますけど、
この体型でしっかり自立することに感動。

武器は5ミリジョイントなのでエージェントラヴィッジに持たせることも。

エージェントラヴィッジとラヴィッジ、ジャガーモードで
（BW劇中だと同一人物）

そしてカセットテープモード。下部に来るジャガー脚部分は
ダイキャスト製なので安定感があります。

裏にあたるB面も今回は塗装が追加。

サイズ比はこんな感じ。

されにパッケージ内箱にはBWメタルス劇中でラヴェッジが
乗っていた宇宙船のコクピットが再現されております。

注目はコンソール部のちょっとはみ出した部分で、

きゅぽっとカセットテープのラヴェッジを入れることが出来ます。
劇中の「今時カセットテープに変身！」を再現できるわけです♪
ちなみに劇中ではカセットテープ←→ロボットモードに変形。

パッケージング状態からカセットテープモードでココに封入されているなど、
遊び心も満載なのです。

と言うわけで　TFウォーフォーサイバトロントリロジー
エージェントラヴェッジ＆ラヴェッジ　でした。

まさかのメタルスジャガーのリメイクと言うことで、
イベント限定品とは言えいろいろと意表を突く内容です。
元となっているチーターからは大きく変えられた造りで、
かと言ってそれが同じ経緯のタイガトロンとも
また違うほぼ新規造形の品なのは特別感があります。
元祖G1版が付属したり、パッケージにまで気を使われていたりと
特別感と満足感でお腹いっぱいの仕様となっていますね♪

メガ「トドメに説明書はカラーなんですよッ」

コメント 7

ＮＴさん、コンバンワ(*'ω'*)

お顔がジャガーのままってのもＴＦでは珍しいですね。
ワタクシが知らないだけかも知れませんが。
なんとなく怪傑ライオン丸を連想してしまいました。
いやそこはもっとメジャーにタイガーマスクとかですか。(´▽｀*)

いずれせよ、黒いフィギュアはカッコイイのですが、撮影しにくいのが難点ですよね。
あんまり明度を高くするとコレジャナイ感があってどうしても暗くせざるを得なかったり_(:3 」∠)_
by ばん (2022-04-18 21:26) 

■ばんさん■
黒い被写体は難しいですよねー。
以前はあれこれ考えていましたが、
最近はもうカメラ任せにしております(*'ω'*)ｗ
by ＮＴ (2022-04-18 21:35) 

お疲れ様です。
カセットのジャガー、昔持ってました。
ミクロマンのカセットロボが初出だと思いますが、
かれこれ40年も前の商品が大した改修もなく
現代でも再販されるのが凄いですね。

ライオン丸に登場したのは
黒いトラの「タイガージョー」でしたが、
黒い身体に黒い模様がテレビでは黒一色にしか見えず、
みんな「アレじゃ黒ヒョウだ！」と言っておりました。
by kaku (2022-04-22 19:56) 

■kakuさん■
メタルスジャガーは劇中でも「“今時”カセットテープに変身」と言っていたくらいに放送当時からしても懐かしアイテム扱いだっとと思うと、モチーフ共々令和の時代によくぞまあ…と思ってしまいますねｗ
by ＮＴ (2022-04-22 22:27) 

宣材写真で見た時はいまいちだったけど実際はいいジャガーだったみたいだにゃぁ(ФωФ)

でも高いからメタルスので我慢だにゃぁ(ФωФ)

後、銀砂地の太刀を持ってる奴と秘法 豹変が使える奴は似てるけど違うんだにゃぁ(ФωФ)
by けいにゃん (2022-04-24 22:40) 

まぁ、ブラックタイガーというのもありますね。

……アレはエビですか(´°ω°`)
by ばん (2022-04-24 23:09) 

■けいたさん■
まあ確かに宣材写真がアテにならない点では、ハズブロはピカイチですしにゃぁ(ФωФ)

■ばんさん■
そう言えばバッキーがホワイトウルフになるルートはMCUではなくなったんですかね？(´°ω°`)
by ＮＴ (2022-04-25 20:05)