TFスタジオシリーズ ウルトラマグナス

おもちゃ撮っていると、
時間はすっごくかかった割りには
枚数自体は普段と大差ない…なんて時がありまして。
ええ、まさに今回もそれでした。

そんな「遊んでないで撮ってな？」的な今回は、

TFスタジオシリーズ　ウルトラマグナス　です。

劇場版トランスフォーマーから商品展開する
「TFスタジオシリーズ」の新作（2月発売組）で、
1986年公開「トランスフォーマー　ザ・ムービー」のライン、
通称86シリーズにてコマンダークラスで発売された品となります♪

まずはロボットモード。
見た目は劇中のイメージのまま（実際にはもっと細めでしたが）、
思い出の中のあのウルトラマグナスそのものと言った印象。

コマンダークラスですが少し前のリーダークラスくらいのサイズで、
そこまで大きくはなくて実際に全高も約25cm（肩含む）程度。
しかしながらパーツの密度は高くて重量もあり持った際の
ボリューム感はかなりのものです。

いわゆる“中の人”はいないパターンの変形方法となり、
ロボットモードでパッと見るとキャブどこいった!?
と思わされる見事な変形をこなします。
パーツ配置はG1の元祖トイを踏襲しつつも、
変形のための構造がブラッシュアップされている感触。

頭部は特に劇中再現度の高い箇所。この写真だとフェイスパーツは
ただの真っ白に見えていますが、実際にはパール塗装され銀色に近い色合い。

眼と言うかバイザーはクリアパーツで集光ギミック付き。
かなり光を拾ってくれて、とても効果的。

首元は基部で後ろに倒れるのに加えて、
頭部付け根がボールジョイントで柔軟に可動。

ぶっとい手足ですがどこもかしこもTF標準な可動範囲を有しております。

肩は前後左右に可動。前後の回転はクリック関節でがっちり。
左右へも問題なく腕を上げられますが、関節に隙間が生じるのは
気になる方は気になるところかも？　ココも含めて関節の保持力は問題なし。

上腕に軸可動でのロールがあり、ヒジは90度しっかりと曲げられます。

手首もロール可で、指は付け根と第1関節が可動。
また人差し指は独立可動。

手首は握りこぶしにすると5mmジョイント扱いに。

肩回りが窮屈そうですが、見た目以上に良く動いてくれます♪

胴体は腰が回せ、腰のフロント、サイド、リアアーマーはそれぞれ可動し、
股関節の可動に干渉しません。股関節自体は前後にはクリック関節で
大きく動かせ、左右への開脚もがばっと大きく開けます。

ヒザもクリックが効いた頑強な造りで、
可動も90度ちょいしっかりと曲げられます。

足首は前後には動かせませんが、内側には多少倒せる方式。
足裏が広く取られて接地性は良好。各部の関節の強さも相まって、
あれこれポーズを取らせてもすっと立たせることが出来ます。
まるで戦隊ロボトイのような安定感です（笑）

ボリューミィな箱ロボをがしがし動かせる幸せ♪

付属品をまずは武装類から。
武器は2種付属し、こちらはいつもの銃
（スーパーブラスターガン）で、先端は3mmジョイント。

さらにもう1種、劇中に少しだけ映っていた小型の銃器も。
銃ではなくて修理用のトーチみたいな物なのかも？
こちらも先端に後述するエフェクトパーツなどを取り付け可。

肩のミサイルは先端部分が5mmジョイントで外すことも。
さらにコマンダークラス御用達のエフェクトパーツも付属し、

武装などと組み合わせることも♪

武装は背負わせることも可能。
ここは専用のスリットを使う方式。

さらに忘れてはいけない（ウルトラマグナス的には忘れたい？、笑）、
マトリクスも付属。胸部は中央のパーツを引き上げると、
バネで左右にぱかっと開きます。

「コンボイ司令官ッ、なぜこの期に及んで開いてくれないのでしょう?!」
からの、

「スウィープスども、ヤツを破壊してしまえ！（byガルバトロン）」
を再現出来るばらばらギミックも完備。

いやまあ、よくネタにされますけど、わざわざ導入しなくても（笑）
そんな手足はコンバイナー系の合体ジョイントのような堅牢な造り
（互換性はありません、念のため）

人気キャラ故リメイクの機会も多いウルトラマグナス。
こちらは「TFレジェンド」版。IDWのアメコミのデザインと言うことで、
見た目としては差異が大きいですが、キャブとキャリアーが一体化した
ワンピース変形と言う共通がある二体ですね。

大きさ的には同等ですが、重量感はかなり差があり、
今回のマグナスの方がかなり重いです。

「ウォーフォーサイバトロントリロジー」の「TFキングダム」版も。
こちらは“中の人”（白いオプティマス）に外装を着せる方式で、
それぞれ解釈の違いがあって面白いのです♪

そしてビークルモードはトランスポーターカー。
キャブとキャリアーは一体化していて、
分離せずに変形（外しても可能）

ぱっと見だとその白い車体ドコから生えてきた!?　と驚かされます（笑）

タイヤは全輪回せ、コロ走行もスムーズにこなせます。

変形方法はG1のそれをほぼ踏襲していて、手足の配置や、
胴体がぺたんとしたシャーシーを担当するのも同じだったり。
胸部と太腿も隠れて一見すると分からないのもスゴイなーと（語彙力）

フロント付近から。ガラス類がクリアパーツ仕様で見栄えは良好。
また、このアングルから見たキャリアーの巨大感がすごく好き♪

キャリアー部分。空間は抜けていてロボットモードの
みっちり感を堪能した後だとさらに感心しきり。

キャブ部分を単体でも。

連結部分はこんな感じ。
牽引時は多少ですが左右に振ることも。

分割状態でも変形は可能。
キャリアー部分だけ変形させるなんてことも。

キャリアーはフラットなので他の車両系TFを搭載させたり、
上部をエアーボット用カタパルトにしたりも可能。

武装はキャリアー側面に取り付けておくことも。

ビークルモードでも「TFレジェンズ」版と。
こちらのモードだと今回のマグナスの方が長め。

「レジェンズ」マグナスの厳ついフェイスはやっぱり良いですなー。

「TFキングダム」版とも。

こちらは単体でロボットモードに変形することもあってか
キャブ自体は大きめでした。

スタジオシリーズ馴染みの台座にもなる内箱も。
地球の基地から撤退する際に乗った宇宙船。
パッケージ自体が大きいのでなかなかの迫力です。

パッケージと言えば、束縛されて内股でしょぼくれた姿が
あまりにもアレで思わず開封時に激写した一枚で締めデス（笑）

と言うわけで　TFスタジオシリーズ　ウルトラマグナス　でした。

奇をてらわず直球でリメイクされたウルトラマグナスと言った趣きで、
G1版を基にその後の各種アイテムからのフィードバックを受けての逸品。
がしがし動かせて、ストレスなく変形もと言う頑健さはTFならではの感触で、
ボリューミィな体躯も相まって手の平全体が楽しい！　みたいな（笑）
ただ、その実現のためにはコマンダークラス相当のリーダークラス
と言う造りが必要で、コマンダーの銘とパッケージサイズから鑑みると
ややもすれば「もっと」と思われるかも？　いやまあ実物を前にすれば、
その辺りのことも忘れてニヤニヤしながら楽しめる一体なのは確かです、はい♪

盗賊「ヒャッハー!!　新しいパーツだあぁ!!!」
No.2「手足ジョイント違うから君らに付かないからッ!!　返して?!」

コメント 4

ＮＴさん、オハです(*'ω'*）

これはまたイカツいフィギュアですね。
しかもバリエーションが豊富で、素人目にはなにがどれやら。
まさに「違うんだよ、母ちゃん」状態というか、「節子、それスタジオ版やない、レジェンド版や」みたいな感じです。
でも集めたくなっちゃうんですよね分かります。
(*ﾟ∀ﾟ)*｡_｡)*ﾟ∀ﾟ)*｡_｡)
by ばん (2024-03-05 06:50) 

■ばんさん■
新しい物が出る度に「おお、これこそは決定版や!!」とか思わされるので、結果毎回買ってしまっておりますｗ
by ＮＴ (2024-03-05 19:21) 

さあ皆の衆、新しい友の為に我らがガラクタ修理の腕前
見せるアルね！
→足を左右逆に付けるところも再現（？）可能でしょうかｗ

ところで長年の疑問なのですが
マグナスがマトリクスに選ばれなかったのって、コンボイの手から零れたマトリクスに
先にロディマスが触ってしまったから？
それともリーダーの資質はロディマスのほうが上
（と見なされた）から？
by XX (2024-03-08 21:37) 

■XXさん■
いま試してみたところ、手足を左右逆に付けるのは出来ましたー。
でもさすがに手を足に、足を手に付けるのは無理みたいですｗ

マトリクスの選択基準は謎ですよね。
ワタシ的には、もともとロディマスが適任だったのかなーと。
マグナスに譲ろうとしてたのはあくまでコンボイ司令官で、
ヤツの目がフシアナだっｔ（略）
by ＮＴ (2024-03-08 22:37)