フレイムトイズ 風雷模型 アーシー

何年か使っているハンディファン1号をテーブルから落としてしまい、
その際にどこか歪んでしまったらしく、以来随分と荒ぶるように。
電源を入れるとぶるぶっる震えながら落ち着きがなく、
このままだとまたいつ落下して致命傷になるかと。
分解出来ない造りなので直しようもなく、
当面は何かクッションになる物でも敷くか、
2号に1号の分も頑張ってもらいましょうかねー。

廃棄するほどの致命傷でないのがまたアレでとナゾの報告をしつつ、
そろそろ今回に。

フレイムトイズ　風雷模型　アーシー　です。

フレイムトイズが展開する「風雷模型（FURAIMODEL」は
独自アレンジを効かせたトランスフォーマーを
プラモデル化したシリーズ。海外での販売がメインですが、
今回は（も）Amazonマケプレ店にて購入した次第であります。

まずは何といってもイラストレーター「ばん！」さんによって
アレンジされたデザインが一番の特徴と言えましょう
（今回はパッケージにばん！さんのお名前が日本語表記入り）

一部彩色済みと言うことで、気になった個所に追加で塗装した後、
スミ入れ（ガンダムマーカー、リアルタッチマーカー使用）、
付属のシール類を貼って（余白を使って指定以外にも）、
最後に半光沢のトップコートを吹いて仕上げています。

とは言え、プラ表面はグロス仕上げでテカテカきれいなので
素組みでも十分に満足できるのではないかと。

プラモデルと言うことで組み立てが必要。
パーツ数は標準的な感じで、製作時間は3時間くらい。
組み立てよりも、そのあとのスミ入れの方に時間がかかったです。

パーツは大半がABS（クリアパーツはPS、タイヤパーツがPVC）で、
塗装や接着をする場合には注意が必要になります。

かくいうワタシも一部パーツを塗料の浸食でボッキリやってしまいました
（自前で補修出来る範囲だったのが幸い）

大きさは頭頂高約16センチで、ウインドブレードと比べると
装飾類や足のヒールの分くらいの差がある感じ。

ウインドブレードでは組み立ての一部で
やたらハメ込みが堅い箇所があったりしましたが、
今回のアーシーは特に難しい箇所は無くすんなり組めた印象。

ガンプラ辺りで言うところの1/100、
アクションフィギュアなら1/10くらいのスケール感でしょうかね。
1/144な雰囲気の「30MM」と一緒に並べるとこれくらいの大きさに。

細部をまずは頭部から。美人さんと言うより可愛らしい雰囲気のフェイス。
フェイスパーツはアイラインと口元が彩色済み。
頭部の水色のラインは付属のシール（幅約1ミリ!!）、
目と側面のクリアパーツは内側がシルバーで彩色済みでした。

肩の水色のラインはシールが用意されていなかったので、
付属シールの余白部分を細切れにして自前で貼っております。
ここ以外にもパッケージイラストなどを参考に
ちょこちょこと貼ってアクセントに。

可動はいわゆるヘンタイ可動な部類（笑）。頭部はボールジョイント。
このジョイントは首側でも前後可動するので上を向かせることも。
首自体も胴体とボールジョイントで接続され、
首元（襟）は独自に左右へ可動。

肩は前後軸と左右軸とで柔軟に可動。肩アーマーは上腕側に接続。
肩アーマーは分解しやすいので接着するとストレスなく弄れるかなと。
上腕でロール、ヒジは二重関節で深く曲げられ、
手首は袖側はボールジョイント、手甲側は軸接続となっていて、
親指側と小指側へのスイングも可能。

胴体は肩付近が前方向にスイング可能。
腕の軸も下方向に動かせます。

胴体は胸下と腰がそれぞれボールジョイント接続。
接続軸自体も前後可動するので、体を前後させたり、
胸部を左右に傾かせたりとかなりの柔軟性を有しています。

あ。胸部のオートボットのインシグニアはプリント済みでした。

バックパックは基部が二重関節で大きく可動。
左右のポッドにも可動軸が設けられていて
表情を付けることが出来ます。

バックパックはちょっと外れやすいので、
接着してしまった方が安定するかなー。

外れると言えば胸部アーマーもなぜか外れますよ（笑）

股関節は単純な一軸による接続ですが、
サイドアーマーがクランク状に大きく動くので、
脚自体を大きく動かせます。左右への開脚は45度くらい。

リアアーマーと言うか尻肉が独立可動して
可動時の隙間埋めしてくれるのも健在（笑）

太腿は中央付近でボールジョイント。ここのボールジョイントが効いていて、
女性らしいしなやかな脚のシルエットが出しやすく、とても宜しい。

さらにヒザの少し上でも多少左右に振ることが出来て、
この可動も微妙なニュアンスを出しやすくて
ちょっとした部分ながら重宝します。

ヒザは二重関節。足首はメインはボールジョイントで、
取り付けの軸可動も合わせての柔軟な可動が可能に。
つま先も上下しますね。

付属の武器としてブラスターが一丁。
保持には専用の持ち手パーツで
（武器持ち手は左右あり）

また銃口に取り付けるブレードも。
銃剣のようなシルエットに。

アタッチメントを取り付けることでライフルに換装させることも。

こちらの状態でもブレードは取り付けられました。
銃剣のイメージはこちらこそ似合う感じですね♪

頭部バイザーも付属。一旦額のパーツを外してから取り付ける方式。

オプション類は決して多くはないですが、
大量のパーツ群を持て余してしまうよりかは
ワタシ的には嬉しいかな（笑）

肩アーマー、バックパック基部、あと胸部アーマーあたりは
弄っているとぽろりしやすいですが、全体的にかっちりとした感触。

プラモデルなので完成品トイと比べれば慎重さは必要ですが、
充分にアクションを楽しめる内容になっているかなと。

台座やスタンドは付属せず、それ用のジョイントなどもないので、
アクションしたままディスプレイするにはいろいろと別途用意する必要も。

アクションポーズを取らせての撮影が楽しい楽しい♪

と言うわけで　フレイムトイズ　風雷模型　アーシー　でした。

プラモデルとしてはパーツの合いも良く、組み立てもストレスなく行え、
説明書のとおり組むだけでカンペキなアーシーさんが完成。
アクションフィギュアとしても充分な可動域で、
ただ動くだけでなく、いちいちポーズがびしっと決まる
（可愛らしく決まる）満足度の高い一体ですね。
国内未発売で入手に多少難儀はしますが、
完成度の高い良作です、はい♪
次作（？）ブラックアラクニアにも期待しつつ。

メガ「挿げ替えー（径が合わないので載せてるだけ）」

コメント 2

ＮＴさん、乙です(*'ω'*）

一瞬、違うブログに来たかと思ったのは内緒です。
他のアーシーのフィギュアに比べるとクオリティが頭ひとつ飛び抜けてますね。
まさかＴＦに萌えを感じるとは。
さすがは、ばん！さん。
越えなくていい一線を越えてしまいそうです((( ；ﾟДﾟ)))
by ばん (2023-07-03 20:40) 

■ばんさん■
ちなみに前回（？）のウインドブレードは閲覧数が他の軽く５倍で2022年トップでして（むしろここ数年…）、
違うブログ系ネタなのに何この状況…と言う有様なのは内緒です(*'ω'*)

超えてはいけない一線なら下をくぐれば良いのですよ（違）
by ＮＴ (2023-07-04 19:55)