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メタルスラッグ2 藏道模型 SV-001/II メタルスラッグ [その他トイ]

呼ばれたので近づくも後ずさっていく、
きつね(勝手に命名した野良ネコ)
しかも何度も。え、何。遊ばれてる?(笑)

と、そんな距離が近いのか遠いのか
分からぬネコ話はさておき、今回は

メタルスラッグ2 藏道模型 SV-001/II メタルスラッグ ですよっと。

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中国のメーカー「藏道模型」(ソウドウ? ゾウドウモケイ?)から
少し前(2022年10月頃)に発売されたアイテム。
SNKのアクションゲーム「メタルスラッグ」(今回は「2」名義)
に登場、タイトルにもなっているゲームを象徴するメカが
トンデモ内容にて登場であります。情報が出た際には「何で!?」と(笑)

念のために記しますと、SNKの許可を得ているライセンス商品であります。

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「何で!?」の部分は後述するとしまして。
「メタルスラッグ」とはSNKから1996年に発売された
横スクロールアクションゲーム。アーケード版を皮切りに、
様々なプラットフォームに進出し、シリーズもメインは「6」まで続き
(間に「X」とか挟まります)、今なおゲームファンには知名度の高いタイトル。

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ゲームの内容としては結構そこそこの難度を誇るので、
ゲームセンターで100円玉を吸われまくった…!! なんて方も多いことかと
(そして後々コンシューマー版で「家で遊べるなんて良い時代になった」と呟く、笑)

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タイトルにもなっている一人乗り高性能小型戦車SV-001メタルスラッグ。
小型と言うだけあって設定では全長:2,575mm、全幅:2,266mm、
全高:2,163mm、重量:2,850kgで、今回のメタスラは
スケール的には1/12相当だとか。

ゲーム中では人間キャラをはじめ、デフォルメされたデザインなので
そのまま並べてもアレですが、MLなどと比べるとこんなサイズ感。
全長約15センチ程で一部ダイキャストパーツも使用されて
結構なボリューム感であります。

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砲塔は基部がクランク状のパーツで繋がれていて上下させることが可能。
可動に合わせてアクチュエーターも連動します。

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車体後部のバルカン砲も基部で可動。

他にも上部のサーチライトとアンテナ基部が動かせますが、
戦車と言うことで、このままドンと鎮座させるだけで
十分な満足感を味わえます♪

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ツメの様なワシャッとしたクローラーももちろん再現。
さすがに動かせはしませんが、
下部には車輪が付いていてコロ走行が可能。

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こちらは唯一の付属品。ゲーム中のアイテムアイコン
(ヘビーマシンガン=攻撃強化)を模したパーツで、
これを砲身に近づけると、

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ぴかっと砲身内部が発光します。ボタン操作などではなく、
外部からスイッチパーツを近づけるだけで発光してくれるので、
とても気軽にギミックを楽しめます♪ 電池は内蔵済みで、
砲身パーツをぼこっと外すことで電池の入れ替えも可能です
(肝心の電池が売っているのかどうか分からないモノなのはご愛敬、笑)

そして、いよいよこのアイテムならではのギミック。
「何で!?」の部分ですね(笑)

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なんとロボットモードに完全変形。
余剰も差し換えも付け替えも一切無し。
本当にまるっと完全変形してくれますよ。

あまりのまとまりの良さに錯覚しますが、
元のゲーム内ではこんな設定はありません(笑)

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変形は一部タイトな個所はありますが、概ね素直な機構で、
日頃からTFなどを弄っている方なら問題はなく、
そうでなくとも詳細な説明書のおかげで
(一部肝心なタイトな個所が詳しくないのですけど、苦笑)、
数回変形を繰り返して慣れればカンタンに行える部類となっています。
プラ厚もあって、構造も頑丈なので、見た目の印象よりはガシガシ弄れますね。

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こちらのモードでは頭頂部までで約20センチ。
関節部などに使われているダイキャストパーツのおかげもあって、
手にした際にはずっしりとした重さも感じられるボリューム感です。
クローラー部などを除いてほぼ全身塗装で見栄えも良好。

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頭部はこんな感じ。元がデフォルメ調のあのメタルスラッグとは思えぬイケメンなロボ顔。

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前述の発光ギミックはロボ頭部にも搭載。
スイッチを頭部に近づけると目の部分が発光します。

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また頭部にはフェイスパーツががばっと跳ね上がるギミックも。
内側はカメラの様なデザインで、ヒロイックな見た目から
野暮ったさが魅力の量産系の頭部にイメチェンです♪

そんな頭部はボールジョイント接続。
ぐりぐり動く…と言いたいところですが、
襟のパーツが意外と干渉。真横を向いたりは苦手。
変形都合で根元のプレートごと上下させることも出来るので、
その辺りも併用すればいくらかは誤魔化せます。

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腕部。肩付近は肩アーマー、腕、クローラーがそれぞれ独立可動。
クローラーは多重関節なのでポージングの際には避けやすいのが嬉しい。

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腕自体は基部が前後左右に可動。
ここは双方共にラチェット式でカチカチとクリック音が楽しい部分。

上腕でロールが可能で、ヒジは変形都合もあって二重関節。
手首が肩に付くまで深く曲がります。手首はもちろんロールし、
少しだけ手甲側にもスイングが可。指は全指第二と第三関節が独立可動。
親指だけは付け根がボールジョイントですね。

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胴体は腰部分で前屈が可能。腰自体も360度しっかりと回ります。
多少スカートアーマーが干渉しますが、
ここも基部がクランク状に動くので調整しやすい構造に。

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脚は股関節が前後左右に可動。
ここもラチェットが仕込まれていて安定感抜群。
腿上部でロールし、ヒザは二重関節(クリックあり)で
90度ちょい曲げられます。足首は変形都合でつま先とカカトが
下方に倒せるものの、全体としては内側に少し動く程度で接地性はそれなり。

あ。腰回りと言えば、フロントアーマー(フンドシ部上部のパーツ)が
天地逆に組まれている? との話だったので、自前で組み直してみました。
言われなければ気にならない程度ですが(説明書なども天地逆で写っています)、
比較的カンタンに直せたので。一応これで足の上げ方に多少影響が出る様子。

股間ブロックを止めているネジ×3を外すだけですが、
もし行う際はあくまで自己責任で。
内側にはクリック機構があったりもしますので。

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背負ったバルカン砲は5ミリジョイントくらい。
ヒジなどの突起が丁度うまくハマるのでこんなことも。
ただし、突起側が擦れて色が移りがちなので、
その辺り気になる方はお気を付けを。

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無念砲塔胸の砲塔(お約束)を展開、発光ギミックオンで♪

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ヒザ下が長いので正座が出来ないくらいで、
ヒト型ロボットに期待するポーズはほぼほぼ取れます♪

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いろいろお遊びと言うことで、中間(?)形態っぽいの。
「5」のスラグガンナー(こちらも人型二足歩行形態に変形可能)
なんてのもありましたねー。と言うか、変形メタスラと聞いたら
普通そっちと思いません?(笑)

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最後はなんちゃってで待機状態とか。
スケールは気にせずダイアクロン隊員と絡まても良さげ。

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と言うわけで メタルスラッグ2 
藏道模型 SV-001/II メタルスラッグ でした。

ぶっちゃけロボットモードがアレな出来でも、
メタルスラッグ(ビークルモード)自体が良ければいいかなー、
とか思っていたのを良い意味で華麗にざっくりと裏切ってくれた快作。
ここまでしっかりとした“変形トイ”してくれるとは予想以上でした。
変形も可動も堅牢な造りで弄りやすいのも好感触です。
メタスラ好きはもちろん、変形トイ好きな方にもおススメな品かと、はい♪

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メガ「まごうことなきライセンス商品」

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ばん

NTさん、わんばんこーです(*'ω'*)

思わず、え?なんで?Σ(゚д゚lll)
なコンセプトですね。
クラシカルなミリタリー、デフォルメと、NTさんが好きそうだなーと思ったら、ダメ押しで変形までするとは。
しかもオリジナルの設定にもないとか、アリなんですかね(笑)

by ばん (2022-11-07 20:36) 

けいた

ドミニオンΣ(`Д´ )!!

いや、ポナパルト(;´゚д゚`)

カッコいいの一言だ( ・`ω・´)

なんで変形するのか解らんがそんなのどうでも良くなるほどとにかくカッコいい( ・`ω・´)

う~ん、欲望にキリは無い( ・`ω・´)




by けいた (2022-11-07 20:48) 

NT

■ばんさん■
「何だか知らんが、とにかくよし!」を地で行く品であります(*´▽`*)

■けいたさん■
ネタ古っ(゜-゜)イマニ ハジマッタ ワケジャナイカー
by NT (2022-11-07 22:22) 

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