ガンダムアーティファクト

先日、押し入れの中で古いアメトイの
ブリスターパックがバッキバキに割れて散乱していました…
わあ、焼けたパッケージが飴細工みたいでキレイ～とか一瞬思うも（錯乱）、
掃除機かけたりコロコロ使ったりと夜中にひとりわちゃわちゃしておりました。

経年劣化、怖い怖い（笑）

そんな突発的大掃除話はともかく、
今回の記事は

ガンダムアーティファクト　ですよ。
（2/3：最後にちょっと追記）

1月末に発売されたバンダイの食玩新シリーズ「ガンダムアーティファクト」。
飽和状態のガンダム商品群とは言え、いろいろと惹かれるファクターが多く
発売を楽しみにしていたシリーズであります。

うちのブログとしては久し振りなガンダムネタはコレで。

いきなりラインナップをずらりと。
「ガンダムアーティファクト」は1個450円（税別）の食玩。
組み立てると全高約55ミリとなるミニサイズのプラキットです。

第1弾はこんな感じにリック・ディアス、Ex-sガンダム、
Hi-νガンダム、ナイチンゲール、バイアラン・カスタム
とバリエーション豊かなMSが揃っています。

機体は外箱に名前が記載されているので選んで購入可能。
成型色はペールオレンジが基本ですが、レアカラーのクリアレッドもあり
（今回ワタシはレアカラーは引けずでした。良かったのか悪かったのか、笑）

この商品は前述どおり組み立てキット。ランナー数こそ3~4枚ですが、
細かく分割されたパーツはこのサイズとしてはかなり多めで、
パーツ数50～70、中には数ミリのパーツなども。
組み立てにはニッパーやナイフ、あと出来ればピンセットもあればなお良し。

接着剤は未使用でもぴたっと組めますね。
パーツが極小なこと以外は特に不便もなく、
さくっと（15分～くらい）で組み上がります♪
材質はABSでかっちりとした印象。

で、今回はせっかくだしーと、パチ組からスミ入れ、
トップコートを吹いて簡単に仕上げてみた次第。
（↑のHi-νの色味が以下の画と違うのは
塗装したためではなく撮影した環境の違いデス）

まずはリック・ディアス。「Zガンダム」登場の機体で、
エゥーゴの機体ながらもどこかジオンの匂いが漂うデザインが秀逸。

「ガンダムアーティファクト」の売りのひとつに
アレンジされたデザインもあって、これまたイイ感じです。
公式HPによるとかつての「ガンダムADAPT」開発スタッフが
再集結し、アレンジデザインはイラストレーターの木下ともたけ氏とのこと。

全高55ミリを今一度確認。100円硬貨と比べるとこんな大きさ。

1/144スケール代表でEGガンダム（お菓子入りボックスのメタリックカラー）
とフィギュアーツの師匠と並べるとこんなサイズ感。師匠も驚愕の細かさ。

スミ入れにはガンダムマーカーの「リアルタッチマーカー」
（リアルタッチイエロー１）を使用。ABS素材なので、
ラッカー系塗料では浸食しそうなので注意したいところ。

パーツ分割が密なだけに肉抜き穴がほぼないのがスゴイ。

続いては「ガンダムセンチネル」からEx-Sガンダム。
武装類はありませんが、代わりに（？）ヒザの
リフレクターインコムが展開状態だったりと
メカフェチ心をくすぐる見た目に（笑）

大ボリュームのバックパックの重さゆえ自立がちと怪しく、
それでもカカトに付けた補助パーツのおかげで
（左足首に取り付けた板状のパーツ）
なんとか立っていられます。

こうやって写真で見ているとサイズ感が狂う狂う。

基本的に無可動のディスプレイモデルですが、
首とか肩とか（一部の機体は手首とか！）
回すことが出来ます。

が、今回は大部分を接着して仕上げました。
いや、その方がかっちりした感触で好みだったので（笑）

あ、接着には瞬間接着剤かABS専用の物を使いましょうね。
普通のプラモデル用だとヒビが入ったり、最悪パーツが砕けましょうから。

お次は「ベルトーチカ・チルドレン」からみんな大好きHi-νガンダム。
リック・ディアスほどではないですが独自のアレンジが入っていてカッコイイ♪

Ex-Sとは違ってフル装備なのも壮観♪
（代わりにちょっっとだけ小さめ）

頭部とかほんの数ミリしかないのに3パーツ構成。
ディテールも恐ろしく細かく、スミ入れしただけで
ちゃんと「顔が浮き上がって」来ます。

ただ、やっぱり転びやすいので次は台座も付けて欲しいかも（笑）

こちらも「ベルトーチカ・チルドレン」からナイチンゲール。
今回の機体の中でも特にアレンジが強めな見た目♪

フレーム丸出しメカニカルな足回りは特に好みなのです♪

各部のディテールはさすがに成型の都合で甘くなっている部分もあるので、
デザインを真に堪能したい方はスジ彫りを彫り直すのもアリかと。
まあ、さすがにそこまでやったら全然お手軽じゃないと思いますが（笑）

バックビューの格好良さは随一♪

パーツ数は今弾の中ではトップかな。
ファンネルコンテナとか片方だけでも13パーツ
（ファンネルを取り付けるピン自体が別パーツに！）
組むだけでも目がショボショボしてきます（笑）

そんなハイディールハイボリュームなナイチンゲールですが、
全高合わせが基本なためかスケール的にはちょっと小さめ。

最後は「Z」から…じゃなくて「ガンダムUC」からバイアラン・カスタム。
トリントン基地でのバイアラン無双で人気を博した機体ですが、
ワタシ的にはジェリドが乗っていた頃から好きなMSでもあります（笑）

リック・ディアスとこのバイアラン・カスタムは比較的パーツ数が抑えめ。
ラインナップからどれかひとつ…なんて方にはお試しでオススメかなと
（そして1個買ったら他にも…とドロ沼にハマるがいい、笑）

元からしてバイアランを魔改造したカスタムに、さらにアレンジが加わって、
これなら無双ついでにシャンブロともイイ勝負出来そうな強キャラ感が（笑）

せっかくなので「ガンダムADAPT」と並べて。

代表してメタスを引っ張り出してみましたが、
まさか今になってこの流れを汲むシリーズが再始動するとは…！

と言うわけで　ガンダムアーティファクト　でした。

アレンジの方向性や、ミニサイズの組み立てキットと言う仕様とか、
ラインナップされた機体のチョイスが好みだったりで期待していましたが、
期待以上のクオリティの高さに大満足。本音を言うと期待以上…むしろ
斜め上に高まっている印象ですが（笑）、とにかく今後の展開に期待なのです♪

同じガンダムの食玩でもこの振れ幅の広さデスヨ

（2/3:追記）

100円ショップのセリアで見かけた
「クリアキューブ　70size」がぴったり♪
外寸は70ミリ四方で、内寸は66ミリなので
横幅のあるバイアラン・カスタムは斜めっています。
固定は手軽に両面テープで。あと、ウチのEx-sは背中の
ビームカノンが干渉してフタが閉まらず…なのは接着してしまったせい（笑）
なので少し回せば入るハズ（多分）。確かもう少し大きいサイズの物も
あったと思うので（90sizeだったかな？）、
ワタシはそちらに入れておこうかなと。

以上、追記でしたー。

コメント 4

NTさん、乙です。(*'ω'*)

ガンダムですね。
55ｍｍというと、大体メガコンストラックスくらいの大きさでしょうか？
それにしてクオリティが高いですね。
塗装がない分、デティールが際立って見えます。
慌ててリンク先の「ガンダムADAPT」の過去記事も拝見させてもらいました。
いや、もしこれでフル稼働だったらどうしようかと(笑)
ポーズが固定で変な安心しちゃましたよ。
by ばん (2021-02-01 21:44) 

小さいのにパーツがいっぱい！
すごーい、完成度が高いですね。
by ぴーすけ君 (2021-02-02 17:45) 

HJの作例であったナイチンの脚のフレームを白で塗るという衝撃　ﾟ　ﾟ ( Д 　)

例えて言うなら昔から思ってるバイアランの腕を取ってギャプランのバインダーを付けた妄想バイアランインターセプターと同じ位カッキいぃなぁと(´ﾟωﾟ｀)
by けいた (2021-02-03 00:28) 

■ばんさん■
極小サイズですが組み立て式と言うことで、
あちこちの枷が外された感がありますね(*'ω'*)

アダプトもパーツ数と言う点では似たような感じなので、
実際に手に取ると同じ系譜なんだなと良く分かりますｗ

■ぴーすけ君さん■
本当パーツが小さくて、ピンセットなんて久し振りに使いましたｗ

■けいたさん■
HJの作例はホントさすがプロって感じでしたねー(*´▽｀*)

バイアラン+ギャプラン…ソレ加速付きすぎて止まれないイメージしかない(*_*)
by ＮＴ (2021-02-06 22:31)